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社会保険旬報 №2981【電子版】

2025年11月11日

《論評》「医薬品のカテゴリーに応じた薬価制度の提案」山瀬博之

出版社
社会保険研究所
電子版ISBN
 
電子版発売日
2025/11/12
ページ数
42ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥1,100 (本体¥1,000+税10%)

印刷版ISSN
1343-5728
印刷版発行年月
2025/11
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概要

《論評》「医薬品のカテゴリーに応じた薬価制度の提案」山瀬博之
2022年6月に閣議決定された経済財政運営と改革の基本方針2022では、「経済安全保障や医薬品産業ビジョン2021等の観点も踏まえ、医薬品の品質・安定供給の確保とともに創薬力を強化し、様々な手段を講じて科学技術力の向上とイノベーションを実現する」という記載が盛り込まれた。これ以降の経済財政運営と改革の基本方針においても「イノベーションの推進」と「安定供給確保」に関する内容が記載されており、医薬品政策の重要な方針となっている。医薬品業界はこの2本柱を達成することによって国民の健康と生命を守るべく様々な取組みを行ってきた。
令和6年度薬価制度改革ではこの取組みの大きな後押しとなるルール見直しが行われた。他方、令和7年度には、平均乖離率が縮小し、急激かつ持続的な物価高騰、円安、原材料調達難度の上昇、賃金上昇政策など、依然として国内のサプライチェーン維持に重大な影響が及んでいるにも拘わらず中間年改定が実施され、8年連続の薬価改定となった。
このような状況の中、日本製薬団体連合会は、イノベーションの推進・安定供給と国民負担の軽減を同時に実現するために「カテゴリーに応じた薬価制度」をとりまとめ、令和7年9月17日の中医協薬価専門部会において令和8年度薬価制度改革に向けた提案を行った。本稿ではこの提案の目的と概要について紹介する。

目次

《視点》診療報酬と補助金の役割を踏まえた賃金上昇等への対応
《座標》四病協等が病院の改定率10%超を要望/医療機関の6年度賃上げ3.07%達成
《座標》日医が2024年度の病院の経営調査を発表/6病院団体が控除対象外消費税を調査
《レコーダ》医療経済フォーラム・ジャパン主催第23回公開シンポジウム「医療保険の持続可能性」遠藤久夫
《ジュネーヴからの便り》(27)「最速記録」中谷祐貴子
《論評》「医薬品のカテゴリーに応じた薬価制度の提案」山瀬博之
《潮流》上野厚労相が就任に伴い共同取材
《潮流》中医協総会で身体的拘束の定義を検討
《潮流》地域医療構想等検討会で新構想議論
《潮流》医療保険部会が出産の給付体系を議論
《潮流》高額療養費専門委が医療費負担議論
《潮流》健保連が令和7年度全国大会を開催
《潮流》年金学会でワーク・ロンガー戦略を提唱
《潮流》中医協が長期収載品・BSの価格を議論
《潮流》令和7年版の自殺対策白書を公表
《資料》慢性期入院医療・身体的拘束 移植医療、賃金増率
《雇用・労働の動き》
《編集室・ワードカプセル》バイオシミラー