臨牀消化器内科 Vol.39 No.10【電子版】
- 出版社
- 日本メディカルセンター
- 電子版ISSN
- 2433-2488
- 電子版発売日
- 2024/08/20
- ページ数
- 112ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥3,300 (本体¥3,000+税10%)
- 印刷版ISSN
- 0911-601X
- 印刷版発行年月
- 2024/08
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概要
自己免疫性肝疾患の有病率は増加傾向にあり,かつ依然として難治の疾患であることから,肝硬変や肝移植における成因としてきわめて重要である.
ICIによる肝障害については本特集でも触れられているとおり,現在肝臓専門医による「ICIによる肝障害の診断指針」が作成され,今後は治療指針も作成される運びとなっている.
目次
1.自己免疫性肝疾患
(1)肝臓における自己免疫応答/下田 慎治
(2)病態における腸内細菌の役割/中本 伸宏
(3)自己免疫性肝炎(AIH)―急性発症例を中心に/阿部 雅則
(4)原発性胆汁性胆管炎(PBC)―治療を巡る課題/小森 敦正
(5)原発性硬化性胆管炎(PSC)の諸問題/藤澤 聡郎 他
(6)アウトカムとしての健康関連QOL/高橋 敦史 他
(7)PBC-AIH オーバーラップ/川田 一仁
(8)小児の自己免疫性肝疾患/梅津守一郎
(9)肝移植―いつ,だれに,どのように/赤松 延久 他
2.ICI(免疫チェックポイント阻害薬)による肝障害
(1)疫学・臨床像/伊藤 隆徳 他
(2)病理学的側面/原田 憲一 他
(3)治療・難治例への対策/田所 智子,正木 勉 他
(4)胆管炎/横出 正隆,塩川 雅広 他
〔連 載〕 「胃炎の京都分類」の使い方
第24 回 ピロリ除菌は自己免疫性胃炎の自然史を変えるのか/小寺 徹