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臨牀消化器内科 Vol.36 No.8 増刊号【電子版】

2021年7月増刊号

消化管がん検診・スクリーニングの手引き

出版社
日本メディカルセンター
電子版ISSN
2433-2488
電子版発売日
2021/07/19
ページ数
296ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥6,600 (本体¥6,000+税10%)

印刷版ISSN
0911-601X
印刷版発行年月
2021/07
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概要

消化管がん検診・スクリーニングの手引き
 諸疾患の疫学的動向,検診・スクリーニングの現状と展望は,がん検診に携わる者は常に把握しておくべきであるが,忙しい日々のなか,古い知識のままで検診に携わっている医師が少なくないのが実情である.多くの先生方にご活用いただき,がん検診の知識のブラッシュアップに少しでもお役に立てば幸いである.

目次


第Ⅰ章● 検診・スクリーニングを理解するためのプロローグ
 1. スクリーニング:定義と歴史,検診における概念
 2. 現在のわが国の健診・検診:根拠法令とその対象
 3. がん検診の枠組み:対策型検診と任意型検診
 4. がん検診の不利益の最小化と精度管理の重要性

第Ⅱ章● 消化管がんの疫学
 1. 胃がんの疫学とリスク因子
 2. 日本・世界におけるHelicobacter pylori 感染の動向
 3. 大腸がんの疫学とリスク因子
 4. 食道がんの疫学とリスク因子
 5. 十二指腸がんの疫学

第Ⅲ章● 胃がん検診・スクリーニング
 1. 胃がん検診の現状と将来
 2. 胃 がん検診ガイドラインX線検診,内視鏡検診,血清診断のエビデンス
 3. 胃X 線検診
 4. 胃内視鏡検診
 5. 血清による胃がんリスク層別化検査(ABC 分類)の現状と課題

第Ⅳ章● 大腸がん検診・スクリーニング
 1. 大腸がん検診:エビデンスとガイドライン
 2. 対 策型大腸がん検診と便潜血検査 精度管理を含めた現状と課題
 3. 任意型大腸がん検診と大腸内視鏡検査
 4. 大腸がんスクリーニング検査における注腸検査の現状
 5. 大腸がんスクリーニングにおける大腸CT 検査の現状と将来展望

第Ⅴ章● 上部消化管の検診で知っておくべき前癌状態と腫瘍性疾患
 1. 胃MALT リンパ腫
 2. Barrett 食道とBarrett 腺癌
                  3. 自己免疫性胃炎(A 型胃炎)
 4. 胃底腺型胃癌
 5. 胃消化管間質腫瘍(GIST)
 6. 神経内分泌腫瘍(NET)
第Ⅵ章● 下部消化管の検診でしばしば遭遇する腫瘍性疾患
 1. 大腸ポリープ
 2. 側方発育型大腸腫瘍(LST-G/LST-NG)
             3. 過形成性ポリープ・SSA/P・鋸歯状腺腫

第Ⅶ章● 消化管がんの検診・スクリーニングにおけるトピックス
 1. 腹部超音波検査による消化管腫瘍のスクリーニング
 2. カプセル内視鏡の現状と消化管スクリーニングへの応用
 3. 多様化する抗血栓薬:抗血栓薬内服者に対する内視鏡スクリーニング
 4. 胃癌/ピロリ菌感染胃炎の内視鏡スクリーニングにおけるAI の活用
 5. ピロリ菌感染胃炎の胃X 線スクリーニングにおけるAI の活用
 6. 大腸癌の内視鏡スクリーニングにおけるAI の活用
 7. 頭頸部・食道領域のスクリーニング,知っておくべき基本
 8. 十二指腸領域のスクリーニングと知っておくべき手技と所見
 9. JED Project:その意義と消化管がん検診への応用
 10. 消化管癌のスクリーニングにおけるLiquid Biopsy の現状と未来