社会保険旬報 №3015【電子版】

2026年10月21日

《潮流》出産の新給付体系へ検討を開始 診療やケアの評価に向け論点整理

電子版販売価格: ¥ 1,265 (本体:¥1,150 + 税10%)
出版社名
社会保険研究所
発行年月
電子版発売日
ページ数
42ページ
判型
B5
印刷版ISSN
1343-5728
電子版ISBN
 

巻号一覧

概要

《潮流》出産の新給付体系へ検討を開始 診療やケアの評価に向け論点整理
厚労省は10月1日、「妊娠・出産・産後における診療やケアの内容等に関する検討会」の初会合を開き、出産に係る新たな給付体系の構築に向けた検討を開始した。標準的な出産費用の自己負担無償化に向け、出産時に提供される診療やケアの内容、分娩施設の体制などをどう評価するかについて論点を整理する。月1〜2回程度開催し、12月頃にとりまとめる方針。座長には、社会保障審議会医療保険部会の部会長でもある岩村正彦・東京大学名誉教授が就いた。
出産費用の負担軽減をめぐっては、2023年4月に出産育児一時金が42万円から50万円に引き上げられた。しかし、出産費用が年々上昇する中で、一時金の増額が必ずしも妊婦の負担軽減につながらないことが課題となっていた。このため政府は「こども未来戦略」などで正常分娩の保険適用を含む支援の強化を打ち出した。2025年5月には厚労省の検討会が、産科医療機関等の経営実態にも配慮しながら、標準的な出産費用の自己負担無償化に向けた制度設計を進めるべきだとする議論の整理を公表。こうした経緯を踏まえ、今年5月に成立した改正健康保険法等では、一時金の増額による対応から給付方式そのものを見直し、新たな給付体系を導入することとした。

目次

《視点》AI診断の本格的モデル事業を
《座標》大規模病院に医療情報の提供義務づけ/日病が病院救急車で4項目の要望
《座標》健保連が高額レセプト上位の概要を公表/介護の賃上げや経営状況の調査結果を発表
《論評》「夜勤看護師制約による病院機能の臨界点 ―新たな地域医療構想の供給面からの視点」原 祐一
《論評》「社会保障改革の骨子の主要項目をめぐる論点と考察(5)【最終回】」島崎 謙治
《随想―視診・聴診》「人口減少の日本」高山 哲夫
《潮流》コンサル協会が医療機関等の税制で提言
《潮流》出産の新給付体系に向け検討会が初会合
《潮流》健保連が令和7年度健保組合決算を発表
《潮流》DX審査支払機構が10月1日に発足式
《潮流》新薬11成分14品目を薬価収載
《潮流》国保と後期高齢者医療制度の6年度財政状況
《潮流》電子カルテ情報共有サービスは冬頃運用へ
《潮流》MCDBで「仮名加工医療情報」も提供
《潮流》令和8年版厚生労働白書を公表
《NEWS》関係17団体が介護現場を守る集会 基本報酬引上げ決議 等
《経済スコープ》
《編集室・ワードカプセル》MCDB

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