実験医学増刊 Vol.38 No.5【電子版】
- 出版社
- 羊土社
- 電子版ISBN
- 978-4-7581-0385-5
- 電子版発売日
- 2020/04/20
- ページ数
- 248ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥5,940 (本体¥5,400+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-7581-0385-5
- 印刷版発行年月
- 2020/03
- ご利用方法
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- 3
- 対応OS
-
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- 1
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概要
「構造解析は,生命現象を様々なスケールで直接観ることができる“最も高解像度なイメージングモダリティ”である」という視点から,このようなイノベーションがもたらした最新の研究成果と今後の展望をご紹介します.
目次
概論 近年の技術革新と解かれた構造
クライオ電顕によってとらえられたP4-ATPaseフリッパーゼの輸送サイクル
クライオ電子顕微鏡によるクロマチンダイナミクス研究
ミトコンドリアタンパク質搬入ゲートTOM複合体
クライオ電子線トモグラフィーの現状と将来
高速AFMの技術革新と注目の成果
X線結晶構造解析─技術革新
X線結晶構造解析─自然免疫受容体TLR7ファミリー活性化機構の新局面
X線結晶構造解析─生物のエネルギー代謝酵素の分子進化
1分子チップ
LC-MSを基盤とするRNAの構造解析システム
第2章 構造生命科学からトランススケール・イメージングによる細胞動態学へ
概論 in cell構造生命科学による細胞動態解明へ
I.トランススケールな解析が待たれる生命科学の未解決課題
柔らかい構造の可視化
タンパク質のマルチバレント相互作用が駆動する液 液相分離
RNAを含む非膜構造体の内部微細構造観察と天然変性領域の役割
CRISPR-Cas9によるDNA切断の分子機構
初期分泌経路における新たなタンパク質品質管理機構
抗体フラグメントを用いたGPCR構造生命研究
さまざまな役割をもつヒトV-ATPaseの理解に向けて
細胞骨格が制御する細胞内の営みをトランススケールに理解する
クライオ電子顕微鏡による細胞生物学に必要なもの
細胞間コミュニケーションのトランススケールな理解
II.トランススケールな解析を実現するための技術的課題
“原子分解能” (オングストローム)をめざした光学イメージング
NMRと計算科学の融合によるin-cell構造生物学
分子・細胞・組織・器官をつなぐ多細胞ネットワークの研究戦略
第3章 構造生命科学の世界動向
概論 構造生命科学の世界動向の俯瞰
日本における構造生命科学の動向
米国の構造生命科学
中国の構造生物学の躍進と基盤施設の現状
欧州大型研究施設における統合生物学研究
欧州における放射光施設と構造生物学データベースの動向
世界における構造生物学のソフトウェア開発の動向
第4章 活用可能なデータベースとプラットフォーム
クライオ電子顕微鏡を使いたいと思ったら
放射光・XFELでのタンパク質結晶構造解析のすすめ
高速AFMを使いたいと思ったら
生体高分子の構造データ検索と解析ならPDBj
対象タンパク質を理解するための有用なデータベース