実験医学 Vol.38 No.6【電子版】
- 出版社
- 羊土社
- 電子版ISBN
- 978-4-7581-2530-7
- 電子版発売日
- 2020/03/27
- ページ数
- 145ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥2,200 (本体¥2,000+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-7581-2530-7
- 印刷版発行年月
- 2020/03
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概要
出生前後に曝露された低栄養・ストレス・化学物質などは,将来にどう影響を及ぼすのか?いま注目の「DOHaD学説」の概念からコホート研究,エピジェネティクスなどのメカニズム解明の最前線までをご紹介します.
目次
企画/小川佳宏,伊東宏晃
概論 DOHaD:概念,現状と将来展望
妊娠高血圧症候群やDOHaDの観点から見たコホート研究
生殖・発生・周産期における正常と異常のエピジェネティクス
老化による精子の変化と発達障害発症リスク
DOHaD理論の拡大
環境化学物質による発達神経毒性とDOHaD
胎生期低栄養による肝脂肪変性の増悪とヒストン再構築による改善の可能性
高血圧発症と中枢エピジェネティクス
<いま知りたい!!>
冬眠・休眠のバイオロジー
企画/山口良文
1 哺乳類の冬眠の基礎知識 なぜいま,冬眠研究か?
2 冬眠動物シマリスの冬眠に伴う遺伝子発現制御機構
3 休眠とその医学応用可能性
<連載>
News & Hot Paper Digest
母から託された新生児の感染症予防
オートファジー誘導による創薬モダリティ
グルタミントランスポーターの謎
胃がん前がん状態を鑑別するAI
カレントトピックス
性ホルモンによる視床下部神経回路の周期的リモデリングが雌性行動を制御する
酸素欠乏によるミトコンドリアタンパク質のリプログラミング
自然集団においてサイズの多様性を生み出す遺伝子制御システム
グラム陰性病原菌を選択的に殺す抗生物質ダロバクチンの発見
脳転移性がん細胞由来エクソソーム中のタンパク質CEMIPはがん脳転移を促進する
論文査読のリアル―査読で消耗しない心構えとテクニック
査読の心得(後編)
クローズアップ実験法
大腸菌いらずのセルフリー長鎖DNAクローニング
挑戦する人
生物部コーチとして生徒の発想を伸ばす!
ラボレポート―留学編―
3度目の,ついに思い立ったがフランス留学吉日
Opinion-研究の現場から
ハゲタカジャーナル投稿経験者の主張
バイオでパズる!
3・3からはじめよう
HFSP 受賞者インタビュー いま考える,国際連携・異分野連携のチカラ
国際連携・異分野連携は「自分のやりたいこと」を追求するためのプロセス