実験医学増刊 Vol.39 No.10【電子版】
- 出版社
- 羊土社
- 電子版ISBN
- 978-4-7581-0395-4
- 電子版発売日
- 2021/07/09
- ページ数
- 223ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥5,940 (本体¥5,400+税10%)
- 印刷版ISBN
- 978-4-7581-0395-4
- 印刷版発行年月
- 2021/06
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巻号一覧
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概要
目次
概論 相分離研究による細胞像の再構築
第1章 基盤因子と理論
1.細胞サイズ空間での相分離から細胞内相分離へ
2.タンパク質の相分離誘導ドメイン―天然変性領域・プリオン様ドメイン・low-complexity配列
3.相分離を制御する細胞内のさまざまな因子
4.タンパク質を安定化させる超天然変性タンパク質,Heroタンパク質
第2章 相分離と細胞内構造
Ⅰ.核内の非膜オルガネラ
1.液-液相分離を介した核小体構造形成のダイナミクス
2.Cajal bodyの多機能性と柔軟性の包括的理解
3.核スペックル
4.パラスペックル
5.核膜孔複合体の構造と機能における液-液相分離の役割
Ⅱ.細胞質の非膜オルガネラ
6.生殖細胞の運命を制御する非膜性RNP凝集体
7.動物のRNAサイレンシング経路と顆粒構造体
8.ストレス顆粒形成による生命機能制御と疾患
9.神経RNA顆粒のダイナミクス制御と高次脳機能
10.相分離を介した中心体の制御機構
11.膜性オルガネラと非膜オルガネラのクロストーク
Ⅲ.染色体・転写制御と相分離
12.「場」の形成を介した転写動態制御
13.転写凝集体とゲノム高次構造
14.染色体座位顆粒
15.ヘテロクロマチンの形成メカニズム
16.減数分裂の相同染色体対合
第3章 相分離と生体機能・疾患
1.酸化還元センサーとして働くLC配列のクロスβ線維
2.ユビキチン修飾と相分離
3.相分離で見直すオートファジー
4.細胞極性と相分離
5.相分離現象を通して見る神経変性疾患
6.RNAウイルス感染で認められる相分離
第4章 解析技術
1.液滴混み合い状態としての細胞内レオロジー
2.細胞内相分離を理解・操作・活用する人工相分離ツール
3.X線散乱・中性子散乱
索引