実験医学増刊 Vol.39 No.10【電子版】

【特集】相分離 メカニズムと疾患

電子版販売価格: ¥ 5,940 (本体:¥5,400 + 税10%)
出版社名
羊土社
発行年月
電子版発売日
ページ数
223ページ
判型
B5
印刷版ISBN
978-4-7581-0395-4
電子版ISBN
978-4-7581-0395-4

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概要

【特集】相分離 メカニズムと疾患 細胞内にある“膜のないオルガネラ”が相分離によって形成された液滴であるという発見は,生命科学に大きなインパクトを与えました.本書では,多くの生命現象や疾患発症に関わる相分離研究の最新知見を紹介します.

目次

序
概論 相分離研究による細胞像の再構築

第1章 基盤因子と理論
1.細胞サイズ空間での相分離から細胞内相分離へ
2.タンパク質の相分離誘導ドメイン―天然変性領域・プリオン様ドメイン・low-complexity配列
3.相分離を制御する細胞内のさまざまな因子
4.タンパク質を安定化させる超天然変性タンパク質,Heroタンパク質

第2章 相分離と細胞内構造
Ⅰ.核内の非膜オルガネラ
1.液-液相分離を介した核小体構造形成のダイナミクス
2.Cajal bodyの多機能性と柔軟性の包括的理解
3.核スペックル
4.パラスペックル
5.核膜孔複合体の構造と機能における液-液相分離の役割
Ⅱ.細胞質の非膜オルガネラ
6.生殖細胞の運命を制御する非膜性RNP凝集体
7.動物のRNAサイレンシング経路と顆粒構造体
8.ストレス顆粒形成による生命機能制御と疾患
9.神経RNA顆粒のダイナミクス制御と高次脳機能
10.相分離を介した中心体の制御機構
11.膜性オルガネラと非膜オルガネラのクロストーク
Ⅲ.染色体・転写制御と相分離
12.「場」の形成を介した転写動態制御
13.転写凝集体とゲノム高次構造
14.染色体座位顆粒
15.ヘテロクロマチンの形成メカニズム
16.減数分裂の相同染色体対合

第3章 相分離と生体機能・疾患
1.酸化還元センサーとして働くLC配列のクロスβ線維
2.ユビキチン修飾と相分離
3.相分離で見直すオートファジー
4.細胞極性と相分離
5.相分離現象を通して見る神経変性疾患
6.RNAウイルス感染で認められる相分離

第4章 解析技術
1.液滴混み合い状態としての細胞内レオロジー
2.細胞内相分離を理解・操作・活用する人工相分離ツール
3.X線散乱・中性子散乱

索引

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