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医学のあゆみ266巻11号【電子版】

エピジェネティック作用薬:現状と将来

出版社
医歯薬出版
電子版ISBN
 
電子版発売日
2021/01/25
ページ数
70ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥1,430 (本体¥1,300+税10%)

印刷版ISSN
0039-2359
印刷版発行年月
2018/09
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概要

エピジェネティック作用薬:現状と将来
(企画:牛島俊和/国立がん研究センター研究所エピゲノム解析分野)
エピジェネティック薬の臨床試験が進んでいる.すでに臨床導入されたDNA脱メチル化剤,HDAC阻害剤は,血液腫瘍から固形腫瘍への応用が進み,既存薬の問題点を改良した第二世代の開発も進んでいる.また,加齢や環境要因によるエピジェネティック修飾自体の異常についても,最近はがん以外の疾患でもつぎつぎと明らかになってきている.
本特集では,エピジェネティック薬の開発状況.使用法・バイオマーカーの開発について,第一線で活躍される先生方に概説いただく.

目次

■DNA脱メチル化剤の作用機序,臨床導入および新規開発の状況……服部奈緒子・牛島俊和
■HDAC阻害剤の作動原理と臨床導入の状況(がん治療を中心に),新規薬剤開発状況……曽和義広・酒井敏行
■EZH2阻害剤の作動原理と開発現状……勝島啓佑・他
■IDH変異を標的とした分子標的治療の開発……中川亮・他
■BET阻害剤への期待――クロマチンリーダー標的化戦略によるヒト病態制御……立石敬介
■ヒストンメチル化酵素(EZH2以外)阻害剤の開発状況……伊藤昭博
■ヒストン脱メチル化酵素阻害剤の開発……鈴木孝禎
■ クロマチンリモデリング遺伝子欠損がんの合成致死性に基づく最適化治療……荻原秀明・河野隆志
TOPICS
【免疫学】
グルココルチコイドと免疫概日リズムが制御する生体防御機構……榛葉旭恒・生田宏一
【疫学】
受動喫煙と大動脈瘤・解離死亡との関連……木原朋未・他
【救急・集中治療医学】
カフェイン中毒──カフェインを含有する錠剤を規制すべきである……上條吉人 
連載
【Sustainable Developmentを目指した予防医学】
19.健康とまちづくりI:住空間デザインの可能性……花里真道 
【移行期医療──成人に達する/達した患者への医療】
12.染色体異常症の移行期医療……島袋林秀・青木美紀子 
フォーラム
【医療社会学の冒険】
5.臓器移植とカニバリスム……美馬達哉