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医学のあゆみ281巻11号【電子版】

消化器内視鏡技術の進歩と展望

出版社
医歯薬出版
電子版ISBN
 
電子版発売日
2022/06/13
ページ数
70ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥1,540 (本体¥1,400+税10%)

印刷版ISSN
0039-2359
印刷版発行年月
2022/06
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概要

消化器内視鏡技術の進歩と展望
企画:藤城光弘(東京大学大学院医学系研究科消化器内科学)

・近年の消化器内視鏡技術の進歩により,今まで見えなかったものが見えるようになり,またカプセル内視鏡やバルーン内視鏡などの登場で,深部小腸や術後再建腸管を有する患者の肝門部にまで到達できるようになった.
・これらを受けて,外科手術にのみ頼っていた多くの消化器疾患の治療が,内視鏡を用いた低侵襲・臓器温存治療として内視鏡医のもとで行われるようになり,患者のQOL(quality of life)改善に寄与している.
・本特集では,消化器内視鏡技術の現在の到達点と将来展望をその道のエキスパートの先生方に解説していただく.本特集が消化器内視鏡に対する理解を深め,消化器内視鏡の将来像に思いを馳せる機会になれば幸いである.

目次

■画像強調内視鏡――正確な内視鏡診断を目指して
■顕微内視鏡観察――病理に迫る内視鏡診断を目指して
■人工知能による内視鏡診断支援の現状
■小腸内視鏡――カプセル内視鏡からバルーン,スパイラル内視鏡まで
■超音波内視鏡――診断・治療の最前線
■経乳頭的内視鏡診療――診断・治療の最前線
■消化管腫瘍に対する内視鏡的切除――咽頭から肛門まで
■消化管悪性狭窄に対する内視鏡治療
■腹腔鏡内視鏡合同手術――内科と外科の融合
■消化管出血に対する内視鏡的止血法の進歩――静脈瘤を除く

TOPICS
【生化学・分子生物学】
塩味受容におけるクロライドチャネルの関与
【再生医学】
筋肉には胎児期の位置記憶が存在する――骨格筋の部位特異性に新たな視座
【病理学】
人工知能(AI)を利用した筋病理標本判読アルゴリズム

連載
【バイオインフォマティクスの世界】
10.機械学習による薬物応答トランスクリプトームの解析と疾患治療薬の探索

フォーラム
【中毒にご用心――身近にある危険植物・動物】
14.フグ(テトロドトキシン)――美味だけど,本当に食べて大丈夫?
【オンライン診療の二元論】
5(最終回).利得と道徳――オンライン診療に何点をつけるか