医学のあゆみ277巻11号【電子版】

NMDA受容体と精神疾患

電子版販売価格: ¥ 1,540 (本体:¥1,400 + 税10%)
出版社名
医歯薬出版
発行年月
電子版発売日
ページ数
70ページ
判型
B5
印刷版ISSN
0039-2359
電子版ISBN
 

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概要

NMDA受容体と精神疾患
企画:橋本謙二(千葉大学社会精神保健教育研究センター病態解析研究部門)

・グルタミン酸受容体のひとつであるNMDA受容体は精神疾患の病態に深く関わっていることが知られている.NMDA受容体遮断作用を有するケタミンをヒトに投与すると,統合失調症と酷似した臨床症状を惹起する.
・このことから,統合失調症のNMDA受容体機能低下仮説が提唱され,多くの研究者に支持されている.また,NMDA受容体抗体による精神症状発症もこの仮説を支持している.
・本特集では,わが国において第一線で精神疾患とNMDA受容体について研究をされている基礎から臨床の先生方に執筆いただく.専門外の方にも精神疾患におけるNMDA受容体の最新情報を理解できると信じている.

目次

■NMDA受容体サブユニットの構造と機能――生理機能と精神疾患への関与
■統合失調症におけるNMDA受容体とガンマオシレーション異常
■NMDA受容体とミスマッチ陰性電位
■精神疾患の病因における抗NMDA受容体抗体
■統合失調症の病態におけるNMDA受容体の役割と新規治療薬の展望
■気分障害の病態におけるNMDA受容体の役割と新規治療薬の展望
■心的外傷後ストレス障害の病態におけるNMDA受容体の役割と新規治療薬の展望

TOPICS
【循環器内科学】
心血管系システムとβ3受容体
【神経内科学】
脳神経内科におけるオンライン診療――現状と可能性
【神経精神医学】
暴力への対応――司法精神医療の実践から

連載
【この病気,何でしょう? 知っておくべき感染症】
9.蟯虫症(コンバントリンを投与しても陰性化しません.どうすればよいでしょうか?)
【いま知っておきたい最新の臨床検査――身近な疾患を先端技術で診断】
8.質量分析装置による薬毒物検査

フォーラム
【日本におけるワクチン不信を巡る謎】
1.19世紀後半から1920年代までのワクチンの位置づけ

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