医学のあゆみ268巻5号【電子版】
- 出版社
- 医歯薬出版
- 電子版ISBN
- 電子版発売日
- 2021/01/18
- ページ数
- 120ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥2,640 (本体¥2,400+税10%)
- 印刷版ISSN
- 0039-2359
- 印刷版発行年月
- 2019/02
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概要
企画:山下静也(りんくう総合医療センター病院長,大阪大学大学院医学系研究科総合地域医療学寄附講座)
・動脈硬化の分子機構は,細胞生物学的・分子生物学的レベルで詳細が明らかになってきた.一方,マクロファージ,炎症,脂肪酸代謝に関わる酵素群,脂肪酸結合蛋白との関係も明らかになっている.
・臨床的観点からは,糖尿病合併リポ蛋白代謝異常,高HDL血症の臨床的意義に関する最近の疫学研究,治療における性差,抗体医薬の開発による治療などについて,各領域の専門家に解説していただく.
・さらに,HDLをターゲットとした薬物療法,脂肪組織由来間葉系前駆細胞移植による血管再生療法のほか,動脈硬化性疾患予防ガイドラインや,スタチン不耐の診療ガイドなどについても最新の情報を紹介する.
目次
■PCSK9の多面的役割と動脈硬化への関与……野原淳
■脂肪酸代謝と動脈硬化──動脈硬化を標的とした脂肪酸の量的・質的制御……唐澤直義・島野仁
■動脈硬化の残余リスクとしての炎症……石井秀人・吉田雅幸
■動脈硬化病変形成におけるマクロファージの役割……宮崎章
■microRNAと動脈硬化……尾野亘
■アンジオポエチン様因子と心血管疾患……尾池雄一
■腸内細菌と動脈硬化性疾患――現在までのエビデンスと今後の展望……吉田尚史・他
■動脈硬化の新たな治療ターゲットとしての脂肪酸結合蛋白……古橋眞人
■新規アディポサイトカインと心血管病……大内乗有・大橋浩二
■肥満・生活習慣病におけるエピゲノム研究……酒井寿郎
■動脈硬化の実験動物モデルの現状および今後の課題……範江林
■NAFLD/NASHと動脈硬化をつなぐ分子メカニズム……小関正博
診断
■血管内視鏡からみた大動脈プラーク破綻とコレステロール結晶……小松誠・児玉和久
■次世代の血管内視鏡──動脈硬化血管における最新のイメージング技術……岡山慶太
■家族性高コレステロール血症診断のためのアキレス腱肥厚測定……善積透
検査
■腸管の脂質吸収と血管内皮機能障害……的場哲哉・筒井裕之
■食後高脂血症、カイロミクロンレムナント代謝の評価のためのアポ蛋白B-48測定……増田大作
■高中性脂肪血症の遺伝子-環境連関――apoA-V欠損症からの新知見……岡﨑啓明
臨床
■糖尿病におけるリポ蛋白代謝異常とその治療……稲垣恭子
■高HDL血症と心血管イベントに関する疫学研究からの知見――日常診療で高HDL血症をみつけたらどうするか……岡村智教
■CETP欠損症からみたコレステロール逆転送と動脈硬化……岡田健志・山下静也
■HDLコレステロール引き抜き能とその臨床応用……杜隆嗣
■高齢者における脳心血管病のリスクと治療における性差……秋下雅弘
治療
■抗PCSK9核酸医薬の登場が意味するもの……小倉正恒・斯波真理子
■選択的PPARαモジュレーター(SPPARMα)……荒井秀典
■HDLをターゲットとした薬物療法……大濵透
■スタチン不耐――新たな残余リスクとしての意義と対策……梶波康二・佐伯泰彦
■『動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017』の総括と次期改訂へ向けた提言……横手幸太郎
■脂肪組織由来間葉系前駆細胞移植による血管再生療法……清水優樹・室原豊明