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医学のあゆみ276巻7号【電子版】

難聴の治療――再生医療から人工聴覚器まで

出版社
医歯薬出版
電子版ISBN
 
電子版発売日
2021/02/15
ページ数
70ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥1,540 (本体¥1,400+税10%)

印刷版ISSN
0039-2359
印刷版発行年月
2021/02
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概要

難聴の治療――再生医療から人工聴覚器まで
企画:大森孝一(京都大学大学院医学研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科学)

・難聴は人と人とのコミュニケーションや社会生活に支障をきたし,最近は認知症のリスク因子といわれている.難聴には伝音難聴と感音難聴と,両者を伴う混合性難聴がある.
・難聴の治療は従来の薬物,手術,医療機器に加えて,多くの新しい治療法が開発されており,基礎医学や医工学の発展とともに急速に進歩している.
・本特集では,難聴治療に関する最新情報を“基礎医学を応用した日本発の先端的治療法”と“人工聴覚器など医療機器の世界的な潮流”の2つの視点から,専門の先生方に解説していただく.

目次

■鼓膜再生療法
■中耳粘膜再生を併用した鼓室形成術
■IGF-1による急性感音難聴の治療
■遺伝性難聴に対するiPS細胞創薬――ペンドレッド症候群に対する低用量シロリムス療法
■遺伝性難聴と遺伝子治療の現状
■補聴器の最新情報
■人工内耳の最新情報
■人工中耳の最新情報

TOPICS
【腎臓内科学】
活性型ビタミンDは透析患者の心血管イベントを抑制するか?
【生化学・分子生物学】
細胞老化と発がん
【免疫学】
1型自然リンパ球は急性肝障害において保護的な役割を持つ

連載
【臨床医が知っておくべき最新の基礎免疫学】
19.アレルギー疾患の発症予防
【バイオミメティクス(生体模倣技術)の医療への応用】
15.ナノスーツ法による医療診断への応用

フォーラム
【天才の精神分析――病跡学(パトグラフィ)への誘い】
13.フリードリヒ・ヘルダーリン――近代的理性の裏面としての統合失調症
【書評】
『倫理コンサルテーション ケースブック 』(堂囿俊彦・竹下 啓 編著)