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医学のあゆみ283巻7号【電子版】

診療における薬理遺伝学検査の社会実装に向けて

出版社
医歯薬出版
電子版ISBN
 
電子版発売日
2022/11/14
ページ数
70ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥1,540 (本体¥1,400+税10%)

印刷版ISSN
0039-2359
印刷版発行年月
2022/11
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概要

診療における薬理遺伝学検査の社会実装に向けて
企画:莚田泰誠(理化学研究所生命医科学研究センターファーマコゲノミクス研究チーム)

・薬理遺伝学検査は,薬物応答に関して生殖細胞系列の遺伝情報を扱う検査(遺伝学的検査)と定義され,日常診療で有用な検査である.
・本特集ではまず,当該研究分野における最新の情報について,がん化学療法,精神疾患治療,薬疹などの重症副作用の領域に焦点を当て,記述していただく.
・さらに,現状では臨床導入が限定的である薬理遺伝学検査の社会実装を推進するための,検査結果の返却に関するプロセスを含むゲノム医療体制の構築の現況について紹介していただく.

目次

■がん化学療法におけるファーマコゲノミクス――薬物代謝酵素の遺伝子多型にフォーカスして
■精神科領域の薬理遺伝学
■HLA検査による重篤副作用の回避
■一般住民を対象としたゲノムコホート研究参加者への薬理遺伝学検査の情報回付
■院内における薬理遺伝学検査の体制構築に向けた取り組み
■日本臨床薬理学会「診療における薬理遺伝学検査の運用に関する提言」

連載
【人工臓器の最前線】
12.肝機能代替のための多様なアプローチ:現状と課題
【医療AI技術の現在と未来――できること・できそうなこと・できないこと】
7.医療AI・機械学習技術のシークエンスデータ解析への応用
【医療DX――進展するデジタル医療に関する最新動向と関連知識】
はじめに
1.病院運営をデータ利活用で最適化する

TOPICS
【病理学】
センチメートル規模の視野をマイクロメートルレベルの空間分解能でワンショット観察可能なトランススケールスコープ
【脳神経外科学】
機械的脳血栓回収療法の最前線――急性期脳梗塞に対する血管内治療適応拡大

フォーラム
【グローバルヘルスの現場力】
9.アフリカにおけるポジティブ・デビエンス
【書評】
『乳癌診療state of the art 科学に基づく最新診療』(戸井雅和 編)