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医学のあゆみ280巻4号【電子版】

骨粗鬆症――予防と治療の将来展望

出版社
医歯薬出版
電子版ISBN
 
電子版発売日
2022/01/24
ページ数
70ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥1,540 (本体¥1,400+税10%)

印刷版ISSN
0039-2359
印刷版発行年月
2022/01
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概要

骨粗鬆症――予防と治療の将来展望
企画:田中良哉(産業医科大学医学部第一内科学講座)

・閉経や加齢に伴うエストロゲン欠乏などにより骨代謝平衡が破綻すると,骨量と骨質が変化して骨脆弱性が亢進した骨代謝異常症,すなわち骨粗鬆症を生じる.
・骨粗鬆症の治療が骨折前に適正に提供されれば,超高齢社会にも高く貢献するはずである.そのためにも骨粗鬆症を骨代謝異常症として捉え,他の代謝疾患と同様に内科的に治療,管理することが必要ではないであろうか.
・本特集では,骨粗鬆症の適切な治療や薬剤の提供とは何か,適切な医療を提供するために臨床医に何が求められるか,各薬剤の将来展望も含めて第一線の先生方にご執筆いただく.研究や臨床にいかしていただきたい.

目次

■総論:骨粗鬆症の予防と治療の戦略と将来展望
■カルシウム製剤、活性型ビタミンD製剤
■選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)――徹底解説! 治療薬を使いこなす“知識”と“ノウハウ”
■ビスホスホネート
■抗RANKL抗体
■副甲状腺ホルモン,PTHrPアナログ
■抗スクレロスチン抗体(ロモソズマブ)
■総論:超高齢社会のなかでの骨粗鬆症治療普及に向けて

TOPICS
【循環器内科学】
「心血管疾患における心臓リハビリテーションに関するガイドライン2021」のポイント
【神経内科学】
ペランパネルはパーキンソン病モデルにおけるαシヌクレイン伝播を抑制する
【薬理学・毒性学】
タキサン系抗がん剤誘発末梢神経障害の新展開――シュワン細胞に着目した発症機序の解明と原因治療法の提案

連載
【オンラインによる医療者教育】
16.COVIDー19収束後の臨床留学再開への課題と展望
【ユニークな実験動物を用いた医学研究】
14.脳のないヒドラを用いた睡眠研究――睡眠現象をよりシンプルに理解する
【COVIDー19診療の最前線から――現場の医師による報告】
8.クリニックにおける感染症予防策とPCR検査センター設置

フォーラム
【中毒にご用心――身近にある危険植物・動物】
はじめに――生物毒の虜(中毒)になって
1.ギンナン――食べてよいのは歳の数まで
【日本型セルフケアへのあゆみ】
14.排尿障害のセルフケア:在宅での排尿管理Q&A