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医学のあゆみ281巻9号【電子版】

腫瘍と糖鎖――糖鎖の基礎研究から腫瘍の分子標的同定に向けて

出版社
医歯薬出版
電子版ISBN
 
電子版発売日
2022/05/30
ページ数
70ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥1,540 (本体¥1,400+税10%)

印刷版ISSN
0039-2359
印刷版発行年月
2022/05
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概要

腫瘍と糖鎖――糖鎖の基礎研究から腫瘍の分子標的同定に向けて
企画:谷口直之(大阪国際がんセンター研究所糖鎖オンコロジー部)

・糖鎖は腫瘍細胞の発生から進展,転移に関わり,さらには化学療法や放射線療法でみられる耐性の過程においても,重要な役割を果たしている.
・糖鎖あるいは糖鎖の改変や誘導体などを利用したがんなどの治療については,core fucoseを除去したADCC(抗体依存性細胞所外活性)の活性化を利用した薬剤や,接着分子の阻害薬などが開発されている.
・今後さらに,分子標的治療の応用についての発展が期待される.現在,がん治療でのトピックスのひとつである免疫チェックポイント阻害薬への糖鎖の応用や糖鎖抗体などを用いた治療法の開発も期待できよう.

目次

■がんとシアル酸重合体
N-結合型糖鎖による細胞接着と上皮間葉転換(EMT)の制御
■細胞膜受容体と糖鎖
■細胞外小胞の糖鎖情報からみえてきたがんとの関連
■がんにおけるルイス糖鎖の生物学的機能
■腫瘍とコンドロイチン硫酸
■がんや前がん病変におけるヘパラン硫酸およびケラタン硫酸の機能
■免疫チェックポイント分子としてのSiglecファミリーとその腫瘍免疫への関与
■レクチン融合薬を用いた糖鎖標的がん治療戦略

TOPICS
【小児科学】
妊娠期の喫煙・生後の受動喫煙と子の喘息罹患との関連
【免疫学】
STINGリガンドと抗CD47抗体の併用によるがん免疫療法
【医療行政】
医薬品副作用被害救済制度の現状と課題

連載
【COVIDー19診療の最前線から――現場の医師による報告】
20.呼吸療法――酸素療法,非侵襲的換気,リハビリテーション
【バイオインフォマティクスの世界】
9.疾患ゲノム解析Ⅱ:GWAS解析

フォーラム
【中毒にご用心――身近にある危険植物・動物】
13.巻貝(テトラミン,テトロドトキシン)――見た目だけで有毒か無毒かを見分けることは困難