医学・医療の電子コンテンツ配信サービス

isho.jp

0 ようこそ、ゲストさん
0

医学のあゆみ291巻12・13号【電子版】

サイバーセキュリティと医療情報保護

出版社
医歯薬出版
電子版ISBN
 
電子版発売日
2024/12/23
ページ数
70ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥1,650 (本体¥1,500+税10%)

印刷版ISSN
0039-2359
印刷版発行年月
2024/12
ご利用方法
ダウンロード型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
2
対応OS
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
※コンテンツの使用にあたり、専用ビューアisho.jpが必要
※Androidは、Android2世代前の端末のうち、国内キャリア経由で販売されている端末(Xperia、GALAXY、AQUOS、ARROWS、Nexusなど)にて動作確認しています
必要メモリ容量
54 MB以上
ご利用方法
アクセス型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
1
※インターネット経由でのWEBブラウザによるアクセス参照
※導入・利用方法の詳細はこちら

巻号一覧

概要

サイバーセキュリティと医療情報保護
企画:美代賢吾(国立国際医療研究センター医療情報基盤センター,東京大学大学院医学系研究科医療AI・デジタルツイン開発学)

・「われわれの病院には攻撃する価値のあるような重要な情報はないよ」とよく言われる.しかし,攻撃者が実際に人質にするのは“データ”ではなく“診療の継続”であり,すべての医療機関が攻撃対象になりうる.
・サイバー攻撃は,侵入から情報の詐取,身代金の受け取りまで,一連の過程が見えにくく,対策の重要性が十分に認識されにくい.また,外部からの攻撃だけでなく,大量に収集・管理する診療情報や,生成AI利用時に入力する情報など,内部からの情報流出リスクにも警戒が必要になっている.
・本特集が,医療機関でのサイバーセキュリティや診療情報の保護を再考する契機となることを期待したい.

目次

■日本の医療機関に対するサイバー攻撃の状況――NCGMにおける実際の事例から学ぶ
■海外の医療機関等に対するサイバー攻撃事例
■医療機関におけるサイバー攻撃の具体的手法
■サイバー攻撃から医療機関を守るには――ランサムウェアによる電子カルテシステム障害を経験した病院が伝えたいこと
■ランサムウェア感染からの復旧作業――電子カルテベンダーの視点
■サイバー攻撃にいかに備えるか――企業が提供するサイバー防御のためのサービス
■医療機関等におけるサイバーセキュリティ対策
■医療機関に求められるサイバーセキュリティ対策とクラウド型AIサービスの活用
■AI開発・使用に関する医療分野の個人情報の保護
■「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」が求めるサイバーセキュリティ対策

TOPICS
【細菌学・ウイルス学】
B型肝炎ウイルスが感染受容体に結合するしくみ
【社会医学】
ノンアルコール飲料の提供による飲酒量減少効果

連載
【自己指向性免疫学の新展開――生体防御における自己認識の功罪】
19.T細胞による自己・非自己認識の相克――ゆらぐ自己,曖昧な自己
【細胞を用いた再生医療の現状と今後の展望――臨床への展開】
5.肝硬変に対する間葉系幹細胞を用いた肝再生治療――基礎研究から臨床への展開

フォーラム
【ノーベル生理学・医学賞 2024】
小さな線虫が導いた偉大なマイクロRNAの発見と生命現象の新たな理解
【戦争と医学・医療】
7.医学における軍学共同・デュアルユース――君軍事研究に手を染めたまふことなかれ
【数理で理解する発がん】
18.固定までの待ち時間